ニセコ町は、秀峰羊蹄山やニセコ連峰を眺望し、母なる尻別川に抱かれた四季の移ろいが豊かで、その自然は多くの人たちを引き付けてやまないところです。

そのニセコ町で2003年からフットパスコースを設定し、フットパス祭りや全道大会など多くのイベントを実施し、町内外のフットパスフアンを魅了してきました。

2021年にニセコ町開基120周年の記念の年として、全国フットパス大会を開催する予定でしたが、、新型コロナウィルスがまん延し、やむを得ず中止としました。その後、全国大会の開催に向けて検討を重ねた結果、あらためて2025年にニセコ町を会場として開催させていただくこととなりました。

フットパスは、地域の魅力を探り、再発見するということにその面白さがあります。地域住民はじめ、町外からの参加者がその地域を「歩き」、その地域の魅力を再認識することができます。本大会に参加するみなさまには、「ニセコ」という地域の自然の中で、「ニセコ」を感じながら歩き、「ニセコ」を存分に楽しんでもらいたいと思っています。

ニセコ町においても、この大会を契機に歩く文化を定着させ、フットパスの魅力をさらに高めていきたいと考えています。

参加するみなさん一人ひとりにとってより良い大会となるよう準備を進めていきますので、ぜひニセコ町にお越しください。心より歓迎申し上げます。

実行委員長 工 藤 達 人

開催にあたっての共通説明事項

全国フットパスの集いinニセコにご参加を検討いただき、誠にありがとうございます。
本大会に参加にあたり、次の点をご留意いただけますようお願いします。

【宿泊について】

  • 宿泊については、各自で手配していただけますようお願いします。ホテルに直接電話して予約するより、旅行会社など(じゃらん、楽天トラベルなど)インターネット経由で予約した方が比較的安く手配できます。また、旅行パックで予約することで、費用を安く抑えられる場合があります。
  • ニセコ町では、宿泊税を導入しておりますので、宿泊に伴い、規定の税金が徴収されますので、ご理解の程、よろしくお願いします。
  • 温泉施設も数多くありますが、温泉入浴施設にお泊りいただく場合、入湯税が徴収されますので、ご理解の程、よろしくお願いします。
  • 宿泊に関する相談は、ニセコリゾート観光協会に相談することが可能です。

【ニセコ町への移動、町内での移動手段】

  • 札幌市内又は新千歳空港からニセコ町への移動手段としては、JR、バス又はレンタカーとなります。公共交通機関は、かなり不便であるため、極力レンタカーでの移動をお勧めします。
  • JRでの移動は、新千歳空港から小樽を経由してニセコまでとなります。ニセコ駅まで直通の列車はありませんので、小樽駅、倶知安(くっちゃん)駅での乗り換えが必要です。また、本数に限られているため、ニセコバスのホームページなどを見てご確認ください。なお、交通系IC(suica等)は、小樽駅までしか利用できません。
    本数に限りがありますので、時間を調べてお越しください。
  • バスについても、新千歳空港から直通のバスはありません。なお、バスの場合は、札幌市内からニセコ行きがあります。バスについても、本数が限られているため、次のニセコバスホームページにてご確認ください。
  • ニセコ駅からの移動手段についても、路線バスがある場合がありますが、事前予約性のデマンドバス(にこっとバス)を予約するか、ホテルに送迎をお願いしてください。デマンドバスについては、次のページでご確認ください。

  • 町内でタイムズカー(ニセコ駅とニセコ町民センターに配置)が利用可能となっています。

【町外からの送迎】

  • 札幌市内若しくは新千歳空港からの送迎については、利用希望の状況により、運航の可否を決定する予定です。ただし、有料(往復6,500円前後)となる予定です。

  • 送迎バスを希望している人が1台40人を超えない場合は、運行を行いませんので、ご了承下さい。

  • 送迎バスは、交流会終了後にバスを出発させるため、交流会に参加しない人は、自力での移動となりますので、ご了承ください。

【交流会】

  • 交流会は、町民センター大ホールで立食形式で行います。

  • 交流会参加費は、1人あたり6,000円となります。

  • 交流会では、地元産品PRのための抽選会を行います。

お楽しみに!

【町内送迎及び交通手段について】

  • 10月18日本大会に合わせて宿泊施設が集中するエリア(昆布温泉地区とアンヌプリ地区、東山地区)は、送迎バスを運行します。このエリアから遠い宿泊施設には、送迎の予定はありません。 (宿泊施設エリアからの送迎バス情報)

    • 第1便 昆布温泉地区→アンヌプリ地区→町民センター

    • 第2便 東山地区→町民センター (交流会終了後、逆ルートで送迎バスを運行します。)

    • 第3便 町民センター 2030分発 →アンヌプリ地区→昆布温泉地区

    • 第4便 町民センター 2030分発 → 東山地区 送迎情報

  • ニセコ町内には、予約制のデマンドバス「にこっとバス」があります。1乗車1人200円で、住民以外の人が利用することは可能です。ただし、予定する時間での予約や乗車定員を超えるときは、予約ができない場合がありますので、早めの予約をお勧めします。また、運航時間に注意してください。詳しくは、ホームページをご覧ください。 にこっとバス(デマンドバスHP)

  • 一般の路線バスも町内を走っていますが、本数が少ないため、ニセコバスのホームページでご確認ください。なお、乗車場所がわからない場合は、宿泊施設にお尋ねください。

  • 町外又は町内の遠距離にある宿泊施設までは、送迎が行われませんので、注意が必要です。宿泊施設によっては、送迎してくれる施設があるかもしれませんので、各宿泊施設にご確認ください。

【フィールドワークでの注意点】

  • フットパスコースは、自然豊かなコースのため、コース上にトイレがない場合がありますので、地図を参考に参加するコースを選んでください。参加者は、出発前又はスタート前に立ち寄るトイレに行くことを強くお勧めします。
  • この時期、あまり虫が多くはありませんが、気になる人は、対策をお願いします。
  • 雨天であっても、催行します。雨具の用意をお願いします。また、足元が汚れる場合があります。
  • 錦秋の尻別川コースでは、カヌーに乗ります。濡れることが想定されますので、ご了承ください。
  • 1日目のすべてのコースで、昼食が付いています。2日目には、昼食が付いていないため、各自で手配する必要があります。
  • ごみは、各自持ち帰りましょう。
  • 植物を採取したり、田畑や他の人の敷地に入らないようにしましょう。
  • 住んでいる人の迷惑となる行為は、やめましよう。

10月18日(土) ニセコフットパス(1 日目)

コース①

晩秋の神仙沼コース

海抜750m以上の高原に位置し、多くの湖沼や湿原が広がる「神仙沼自然休養林」。道内・道外各地から年間約14万人もの方が訪れます。代表的な「神仙沼」を含め4か所の池沼が点在しており、四季折々で姿を変える幻想的な風景が訪れる方へ癒やしを与えます。
秋の高層湿原は、紅葉も終焉し、草花が黄金色に輝く晩秋のアースカラーに染まります。まさに、自然が作り上げた芸術作品です。この高層湿原には、アカエゾマツの群落がみられ、他に類がない貴重な場所でもあります。
ニセコの自然を堪能しながら、心地よい散策を楽しめる「晩秋の神仙沼コース」は、秋のニセコの魅力を存分に味わえるフットパスコースとなっています。
距 離:4km
定 員:55人
参加費:3,000円(昼食込)
集 合:ニセコ町民センター
受 付:8:00~8:45
時 間:9:00-13:30(バス移動・歩く時間2時間30分)
コース地図はこちら

コース②

山コース
五色温泉~見返り坂~アンヌプリスキー場
ニセコアンヌプリとイワオヌプリに挟まれた、ニセコ温泉の泉源「五色温泉」から見返り坂を抜け、ニセコアンヌプリスキー場へ続く紅葉した登山道を下るように歩きます。
スタート付近では、ニセコ連峰の主峰ニセコアンヌプリを仰ぎながら進みますが、道端にはエゾリンドウが咲いていますので、見落とさないように。
ニセコの山間を抜けていく道を進みながら、北海道の秋を堪能しながら、心地よい散策を楽しめます。下りが続く、「山コース」は、北海道の紅葉が存分に味わえるフットパスコースとなっています。
距 離:6km
定 員:55人
参加費:3,000円(昼食込)
集 合:ニセコ町民センター
受 付:8:00~8:45
時 間:9:00-13:30(バス移動・歩く時間3時間)
コース地図はこちら

コース③

曽我開拓歴史を想う路コース
(3時間・7km)募集数70人 参加料2,500円(昼食込)
町民センターをスタートし、しゃれたJRニセコ駅で一息し、色彩に操られた尻別川を望みながら進むと、曽我開拓の記念東啓園に出ます。収穫中の畑からニセコ連峰や羊蹄山が眺望でき、ニセコらしい風景に遭遇できます。
ニセコ大橋からのビューポイントは、鉄道フアンのお気に入りスポットとなっています。
また、町の北の曽我地区では、ニセコアンヌプリの山並みが眼前に見え、開拓の歴史を感じる美しい農地が広がります。曽我地区から下ると、明治43年、苫小牧市に製紙工場を建設した王子製紙株式会社が工場を稼働する電力確保のために建設した発電所のための堰堤があります。ニセコ町の自然や歴史を感じさせるコースとなっています。
距 離:7km
定 員:70人
参加費:2,500円(昼食込)
集 合:ニセコ町民センター
受 付:8:00~8:45
時 間:9:00-13:30(歩く時間3時間)
コース地図はこちら

10月18日(土) シンポジウム・交流会

10/18(土)
日本フットパス協会理事会・総会

会 場:ニセコ町役場1階 多目的ホール
受 付:随時受付スタート(9:30~9:50)
スケジュール:
10:00~ 日本フットパス協会 理事会
11:00~           総 会
11:45~ 昼食(弁当)
12:30~ 町内視察(有島記念館を予定) 希望者のみ

シンポジウム

会 場:ニセコ町民センター2階・第1研修室
スケジュール:14:00開会
主催者挨拶
全国フットパスの集い2015inニセコ 実行委員長 工藤達人
歓迎挨拶 ニセコ町長
来賓挨拶 石阪丈一(日本フットパス協会会長、町田市長)
14:20~ 全道各地の情報提供(14:20~17:20)
テーマ 「北海道内 我がまちのフットパス自慢」
(コーデネイター)
㈱ジオ/フットパス・ネットワーク北海道 小川浩一郎氏
(情報提供者)
恵庭フットパス愛好会会長 前田孝雄氏
えりもフットパスクラブ副代表 中岡俊子氏
NPO法人 自然教育促進会(小樽市)代表 安原政志氏
富良野フットパス協会会長 佐川泰正氏
(事例発表)
北海道科学大学の取り組み
釧路公立大学の取り組み
公立大学法人北九州市立大学の取り組み
17:00~ 次回開催地紹介(魅力発信・フラッグ引継式)
     会場にて発表
17:15~ 閉会挨拶

全体交流会

会場(町民センター・大ホール) 
参加費 6,000円
17:30~19:30 交流会と地元産品PR抽選会
20:00~ 送迎バス出発

町内送迎

ニセコ町内の送迎は、1日目の朝と交流会後の往復2便を運行します。
 第1便は、ニセコグランドホテルを起点に、各宿泊施設の近くを回り、町民センターへ行くコースとなります。また、交流会後は、第3便として逆コースで回ります。
第2便は、ニセコヒルトンビレッジを起点に、各宿泊施設を回り、町民センターへ行くコースとなります。また、交流会後は、第4便として逆コースで回ります。
 なお、送迎費用は、無料です。
 詳しくは、次の運行表でご確認してください。

10月19日(日) ニセコフットパス(2日目)

コース④

文学歴史の散歩道

町民センターからニセコ駅へ,踏切を渡り有島武郎の小説、親子の坂を上ると羊蹄山の雄姿が飛び込んできます。有島地区は、鹿児島県薩摩川内市出身の有島武が所有していた農場で、子である文豪 有島武郎が父から広大な農場を引き継いだあと、小作人を地主からの隷属を解放しようと農場の無償解放を宣言した地です。ニセコ町屈指のビューポイントでもあります。また、ここには幻のイトウが棲むポンドがあります。その後、道の駅ニセコビュープラザまで歩き、地元農産物の購入やソフトクリーム販売があり、ここで一息つけます。ニセコ町の深い歴史を学びつつ、ニセコの自然、文学、そして産業を堪能できるコースです。
距 離:7km
定 員:70人
参加費:1,500円
集 合:ニセコ町民センター
受 付:8:00~8:45
時 間:9:00-13:30(歩く時間3時間30分)
コース地図はこちら

コース⑤

錦秋の尻別川ウォーク
&蘭越カヌーコース(鮭ウオッチング付)
このコースは、歩くだけではなく、河を楽しむコースとなっています。
清流日本一に輝く、母なる尻別川は幻の魚イトウをはじめサケ、マス等豊富な魚類が生息し、水辺の野鳥も飛来するところです。河畔を歩くことと、カヌーで水を歩くことを組み合わせたフットパスは新しい発見と感動を味わえるでしょう。
ゴールでは、尻別川の支流の目名川の下流に鮭を人工授精させるために鮭を捕獲する孵化場があります。この時期は、多くの鮭が遡上しており、その優駿な姿をみることができます。歩き、カヌー、そして秋を感じる鮭が見られる、盛りだくさんのコースとなっています。
距 離:8km
定 員:55人
参加費:6,000円
集 合:ニセコ町民センター
受 付:8:00~8:45
時 間:9:00-13:30(バス移動・4時間30分・ウオーク4km、カヌー4km 計8km)
コース地図はこちら

コース⑥

紅葉散策
(羊蹄山)鏡沼コース
鏡沼は、ニセコアンヌプリの北斜面に位置する、海抜570mにある沼で、長辺約100m、短辺約40mの大きさで、浮島を1つ有する沼です。
木々を縫うように登っていく登山コースですが、ゴールの鏡沼から仰ぐニセコアンヌプリは赤一色の紅葉を呈します。池塘は、草花が赤色にそまり、静かにたたずむ沼に色合いを添えます。静寂にたたずむ鏡沼は、いつ来ても神秘的な場所です。
ニセコエリアには、伏流水が豊かに湧き出し、大小10にもおよぶ神秘的な湖沼が点在しています。その中でも、静寂に包まれた鏡沼では、ニセコの秋を楽しみつつ、ニセコの持つ自然の神秘性を堪能できるコースとなっています。
距 離:8km
定 員:55人
参加費:2,500円
集 合:ニセコ町民センター
受 付:8:00~8:45
時 間:9:00-13:30(バス移動・歩く時間3時間30分)
コース地図はこちら

申込等に関するお知らせ

参加の申し込みについて

  • 参加申込ができる人は、どなたでも参加できます。
  • ホームページの大会内容をご確認の上、申し込んでください。
  • 参加の申し込みは、大会ホームページの申込フォームから代表者名でお願いします。
  • 電話での申し込みは、できません。
  • 問い合わせを行う場合があるので、お名前、メールアドレスと電話番号は、必ず記入を願います。万が一、連絡がつかない場合は、申し込みを取り消す場合があります。

参加申込後の変更について

  • 入金前の変更については、問い合わせ窓口から、変更の連絡をお願いします。

  • コースの変更は、募集状況により、変更できない場合があります。

  • 入金後の変更と返金は、できない場合があります。

  • 定員に達したコースが発生したときに、コースの変更をお願いする場合がありますので、ご了承ください。なお、その場合は、こちらから連絡いたします。

参加費について

  • 振込は、こちらから確定の連絡後にお願いします。確定前に振り込まれた場合で、間違いなどがあったときは、返金等の対応ができないことがあります。
  • 間違いがないように、申し込み内容を確認の上、申し込みしてください。
  • 原則入金後の変更ができません。
  • 当日の現金の受け渡しは一切行いません。

振込先について

  • 参加費の振込先は、確定後、メールでお知らせします。

  • 参加費の振込手数料は、振込をされる人の負担になりますので、ご了承ください。

キャンセルポリシー(取り消しに関して)

  • 入金後は、原則返金ができません。
  • コースの変更により、金額に差が生じた場合は、返金できる場合があります。ただし、振込手数料を差し引いた金額での返金額となります。

申し込み後の発送物について

  • 申し込み後、こちらから郵送するものはございません。

  • 受付番号を申し込み代表者あてのメールで通知させていただきます。

  • 受付番号は、重要ですので、忘れずにメモしていただくようお願いします。

  • 受付番号が抽選会の番号になります。

請求書の発行について

請求書の発行

  • 請求書の発行が可能です。各団体でまとめることも、個別の宛先でも可能です。
  • 請求書は、電子印が押されたもので、PDFでメールにてお送りします。紙での発行や郵
    送は、できませんので、ご了承ください。
  • 請求書発行後、変更が生じた場合は、大会終了後の送付となる場合がありますので、ご了承ください。
  • 金額の記載のない請求書の発行は、原則できません。なお、日付の記載のない発行は、可能です。

領収書の発行について

領収書の発行

  • 領収書の発行が可能です。各団体でまとめることも、個別の宛先でも可能です。
  • 領収書は、電子印が押されたもので、PDFでメールにてお送りします。紙での発行や郵
    送は、できませんので、ご了承ください。
  • 領収書は、参加費用が確定し、参加費が振り込まれた後に、メールで送付します。なお、団体宛、個人宛ともに、代表者に送付されます。
  • 金額の記載のない領収書の発行は、原則できません。なお、日付の記載のない発行は、可能です

報告書について

  • 紙での報告書の発送は、行いません。
  • 報告書が必要な人は、代表者に対してのみPDFで送付となります。

問い合わせについて

  • 参加にあたって、申込に関するお問い合わせは、問い合わせフォームからお願いします。

主 催

全国フットパスの集い2025inニセコ実行委員会、ニセコ町、日本フットパス協会

協 力

ニセコフットパス協会、ニセコリゾート観光協会、ニセコ町商工会、㈱ジオ/フットパス・ネットワーク北海道、恵庭フットパス愛好会、えりもフットパスクラブ、NPO法人 自然教育促進会(小樽市)、上富良野フットパス協会、黒松内フットパスクラブ

支 援

この事業は公益財団法人北海道市町村振興協会
(サマージャンボ宝くじの収益金)の助成を受けて実施しています。

連絡先

大会事務局
全国フットパスの集い2025inニセコ 大会事務局
〒0481-1501 北海道虻田郡ニセコ町字富士見55番地
ニセコ町役場商工観光課
お問い合わせ
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